老犬・老猫が食べ物以外を口にするようになったら|ふた付きゴミ箱・コードカバー・扉ロックの選び方

老犬・老猫が食べ物以外を口にするようになったら|ふた付きゴミ箱・コードカバー・扉ロックの選び方
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若い頃はまったく興味を示さなかったゴミ箱を、最近になってあさるようになった。電気のコードをかじっている跡を見つけた——シニア期の犬猫でも、こうした「いたずら」や、食べ物以外の物を口に入れる行動が見られることがあります。

子犬・子猫のいたずら対策と思われがちですが、シニア期ならではの理由で始まることもあり、誤飲や感電といった事故を防ぐための環境づくりは大切です。この記事では、私たち編集部が「ふた付きゴミ箱」「コードカバー」「扉・引き出しのロック」の3つについて、選ぶときに確認したいポイントを整理しました。

なぜシニア期にいたずらや誤飲が増えることがあるのか

シニア期に、口に入れてはいけない物への興味が出てくる背景としては、次のようなことが考えられると言われています。

  1. 食欲や味覚の変化: 食欲が増したり、食べ物のにおいへの反応が変わったりして、ゴミ箱の生ごみなどに引き寄せられることがあります
  2. 認知機能の変化: 判断力の変化によって、以前は口にしなかった物を口に入れてしまうことがあるとされています
  3. 退屈や不安: 運動量が減って時間を持て余したり、不安を感じたりすると、何かをかじる・なめる行動が増えることがあります
  4. 体の不調: 口の中の違和感や、お腹の不調などがきっかけになることもあると言われています

また、シニア期は体力が落ちているぶん、誤飲したときの体への負担も大きくなりやすいと考えられます。「叱ってやめさせる」より、「届かない・開けられない環境をつくる」ほうが、犬猫にとっても飼い主さんにとっても負担が少ない方法です。

ふた付きゴミ箱の選び方

ゴミ箱は、生ごみ・使用済みのティッシュ・食品の包装など、誤飲につながりやすい物が集まる場所です。犬猫が開けにくいゴミ箱に替えるだけで、事故のきっかけを大きく減らせます。

選び方の目安: ふたにロックや留め具があり、倒れにくく、においが漏れにくいものを選ぶ。
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コードカバーの選び方

電気のコードをかじると、感電ややけどにつながるおそれがあります。シニア期は冬場にヒーターやホットカーペットなどを使う機会も増えるため、コードまわりの対策は見直しておきたいところです。

なお、カバーを付けていても、かじり続けると中のコードが傷むことがあります。かじった跡がないか、ときどき確認しましょう。

選び方の目安: かじる力に合った硬さで、コードの太さに合い、まとめて隠せるものを選ぶ。
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扉・引き出しのロックの選び方

食品や薬、洗剤などをしまっている戸棚や引き出し、冷蔵庫の扉などは、鼻先や前足で開けてしまう子もいます。乳幼児向けの安全ロックとして販売されているものが、犬猫の対策にも使われています。

特に、人の薬や、犬猫にとって有害とされる食品(チョコレート、玉ねぎ、ぶどうなど)をしまっている場所は、優先してロックをかけておくと安心です。

選び方の目安: 扉の種類に対応し、人は片手で解除できて、体重をかけても外れにくいものを選ぶ。
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グッズとあわせて見直したいこと

比較表:何から対策するか

ふた付きゴミ箱 コードカバー 扉・引き出しのロック
守れるもの 生ごみ・包装・ティッシュなどの誤飲 感電・やけど 食品・薬・洗剤などの誤飲
向いている悩み ゴミ箱をあさる、倒す コードをかじる、なめる 戸棚や引き出しを開けてしまう
取り入れやすさ 置き換えるだけ コードごとに取り付けが必要 扉ごとに取り付けが必要
向いていない・慎重に検討したい場合 ペダルを踏んで開けられる子(ロック付きを選ぶ) かじる力が非常に強い子(配線を隠す方法も併用) テープが付きにくい素材の扉(ネジ式を検討)

まずはいちばん事故につながりやすい場所から対策するのがおすすめです。ゴミ箱をあさるならゴミ箱から、コードをかじった跡があるならコードから、と今起きている行動に合わせて選んでください。

こんな場合は動物病院へ相談を

誤飲や感電が疑われるときは、様子を見ずにすぐ動物病院に連絡してください。自己判断で吐かせようとすると、かえって体を傷つけることがあると言われています。何を、いつ、どのくらい口にした可能性があるかをメモし、包装が残っていれば持参すると、診察の助けになります。また、食べ物以外の物を口にする行動そのものが、体の不調や認知機能の変化と関係していることもあるため、行動が続く場合は一度かかりつけの獣医師に相談してみましょう。

まとめ

老犬・老猫が食べ物以外の物を口にするようになったら、叱ってやめさせるより、ふた付きゴミ箱・コードカバー・扉や引き出しのロックで「届かない・開けられない」環境をつくることが、事故を防ぐ近道です。今起きている行動に合わせて、いちばん危ない場所から順番に対策していきましょう。

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